西遊記名言集!最終回!
第十一章 天竺
「お師匠さん、俺、さびしい。お師匠さんと別れんのは、めちゃめちゃさびしい。心がびりびり張りさけるほどさびしい。だけど、だけど、俺、同じだけうれしいんだ。うれしくてうれしくてしょうがないんだよ・・・・・自分の命より大切なものを見つけられたことが。ナマカができたことが。お師匠さんが教えてくれたんだぜ?お師匠さん、天竺に行ってくれ。世のため人のために。」
「・・・・・だめだ・・・・・だめだだめだだめだ!俺はお師匠さんがいねえと、だめなんだ!」
「・・・・・五百年だぞ。俺は岩の中で五百年待ってたんだぞ。あんたが生まれる、ずっとずっと前から、あんたが生まれるのを、あんたが俺に会いに来るのを、ずっとずっと待っていたんだぞ。それを、それをさ、こんな簡単にいなくなっちまうってのか!」
「そうだよな、いなくなればいい。世のため人のために命を投げ出して、お経に名前を残す英雄になればいい。そうすりゃ五百年経っても、千年経っても、あんたの名前を知ってる人がいるかもしれない。立派なお坊様だったと崇めてもらえるかもしれない。それが望みなら、さっさと死ねばいい・・・・・。だけど忘れるな、五百年経っても、あんたの名前を思いだすたんびに、死ぬってことを選んだクソ坊主をの名前を思い出すたんびに、涙を流すヤツがいるってことを!くやしくてくやしくて、心が体がバラバラにくだけちまうヤツがいるってことを!この先、五百年経っても、千年経っても、ここにいるってことを!」
「お師匠さん、生きてよ。人の使命は、一番大事な使命は・・・・・生きることだよ。生きて、生きて、生きて、生き続けることだよ。出てきてくれ・・・・・出てきてくれよ!出ろ!おい、出てきやがれ!このクソ坊主!」
「土足の何が悪い!俺たちはいつだって土足だ!」
天蓬元帥 猪八戒「ボクたちのお師匠さんは、この足で土を踏んで、泥を踏んで歩き続けたんだ。ボクたちのお師匠さんは頑張ったんだ!」
捲簾大将 沙悟浄「俺たちのお師匠さんは、くじけなかった。おまえたちのようにお山の上で、行儀良く座っているやつらには到底手に入らない、強い心を持っていたからだ。俺たちのお師匠さんは、頑張ったんだ!」
斉天大聖 孫悟空「頑張ったヤツは報われなきゃいけない。頑張ったヤツが報われる世の中じゃなきゃいけない。神様だろうが、人間だろうが、妖怪だろうが、天竺だろうが、この世で一番えらいのは、頑張ったヤツだ!頑張ったヤツが一番えらいんだ!さあ、かかって来い!」
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